友人は小さい頃、あの声が聞こえてくると、どうしても食べたくなって外に走って出ていたと言っていました。
ダイエット方法みたいですよね(笑)

 

この頃、音楽や声ではなく、この香りにふーっと寄って行ってしまう自分を感じます。
別に購入するのではないのですが、どういうものか、こればかりは昔なじみの友人の顔を見に行くと言うのか、
香りだけで気持ちが安らぐ、それこそがサツマイモです。
先日も、あるスーパーの地下に降り立った瞬間、あの甘い強烈な香りに引き寄せられ、思わず芋の前に立っていました。
別のデパートは定期的に、わざわざエスカレーターの近くに特設会場を設け、甘いことで有名になった種類の芋を
焼きイモにして、また芋菓子にして売っているのです。
母は芋かりん糖をつくってくれていました。
いまもその香りは私の安定剤です。